史料集

物理学のこれから
このスライドがどの講演のものかは不明。ノートに無秩序に挟まれて残っていたので、スライドの順番は前後しているかもしれない。南部はよく「3つの発展段階」と「3つの思考方法」について語った。シカゴ大学での南部の65歳の祝賀シンポジウムでGoldstoneはもう一つの思考方法、アインシュタイン型と湯川型を融合した「南部型」があると指摘した。最後(13ページ目)の追加スライドの末尾の式変形(積分変数dtはdx)が南部に素粒子はひも(ストリング)であるという閃きを引き起こした。後年、南部先生が白板に書いて説明して下さったとき私はこの発想展開に愕然としてしまった。 (OU-paper-C5, 13 pages)(文責:細谷 裕)
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